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『メタルギアソリッド ポータブル・オプス』(、略称:MPO)は、小島プロダクションが制作し、コナミより発売されたPlayStation Portable(以下、PSP)用ゲームソフト。 == 概要 == 本作は、コナミより発売されているゲーム「メタルギアシリーズ」の一つで、タイトル中の“OPS”とは、"Operations"の略で「軍事行動」を意味する。 当初は、PSP向けに発売された『メタルギアアシッド』シリーズとは異なり、「メタルギアシリーズ」本編の時系列に連なる正統続編として制作された。しかし、ストーリーは監督の小島秀夫が担当したものではないため、2015年に発売された『メタルギアソリッドV ファントムペイン』の年表では、本作品で語られるサンヒエロニモ半島事件は掲載されていない。一応、公式にはパラレルではなく外伝扱いであるため、2010年に発売された『ピースウォーカー』のなかで本作の出来事であるサンヒエロニモ半島事件にも少しだけ触れられている。 時代設定は、シリーズ中最古のエピソードを描いた『メタルギアソリッド3』からメタルギアシリーズ第1作であるMSX版『メタルギア』の合間にあたるそれまで語られていなかった空白の期間で、主人公は『MGS3』と同じくネイキッド・スネーク(ビッグ・ボス)である。物語は「アウターヘブンにつながるミッシングリンク」とのことで、スネーク(ビッグ・ボス)が悪魔の兵器「メタルギア」と出会い、伝説の傭兵部隊「FOXHOUND」と戦士の楽園「OUTER HEAVEN」を作るようになったきっかけや、「ビッグ・ボスは、何故一度救った世界を危機に晒したのか? 」という理由の一端が描かれている。本作によって『MGS3』~『MG』の空白が埋められ、『MGS3』から『メタルギアソリッド2』までの時系列が一本の線で繋がることになる。 ゲームシステムも、従来の『メタルギアソリッド』シリーズの流れを汲む「戦略諜報アクションゲーム」となっている。本作ならではの要素として敵兵を拉致して味方にし、スネーク以外のキャラクターに交代してプレイヤーとして使用したり、サポート部隊を編成できる新システムが導入されている 。また、無線LAN機能を特徴的に使っており、PSPの機能を最大限に生かしたソフトといえる。ゲーム内のイベント演出面においては、リアルタイムポリゴンデモは用いられず、『メタルギアソリッド バンドデシネ』のようにアシュレイ・ウッド(:en:Wikipedia:Ashley Wood)による絵でストーリーが展開していく。「ファミ通ゲームアワード2006・ポータブル賞」受賞作品。 2007年9月20日、拡張ソフトウェアである『メタルギアソリッド ポータブル・オプス+』が発売された。本作のセーブデータを引き継いで遊ぶことも可能となっている。 なお、Wi-Fi通信を利用したオンラインサービスは2012年3月30日をもって終了している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メタルギアソリッド ポータブル・オプス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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